創作意欲が湧くのは人の心の動きに触れた時。アートはコミュニケーションツール

22歳でバルセロナに渡った時「3年以内に個展ができなければ日本に帰ろう」と決意。

しかし、1年ほどで個展を開くことができさまざまなオファーが来るまでに。13年ほど活動して帰国。

妻の地元である三原に根を下ろし、元々祖父母が暮らしていた家にデザイン事務所兼アトリエとして移り住む。

アトリエでは、自信の制作とワークショップなどで活動中。

 

三原の町の人の表情や心模様が、創作の起点になることも

アトリエは三原駅から約1kmほどの川沿い。

1階では、主にデザイン事務所(DTP・ホームページ・グッズ制作など)として機能しており、デザイン教室やワークショップも開催。

地下のアトリエでは、県内はもとより全国へ作品を発信しています。

「作品のイマジネーションは、普段の人間観察から閃くことが多いですね」とシマムラさん。

ポップで鮮やかで、現代社会へのメッセージ性も感じ取れるシマムラさんの作品は、例えば町でぼんやりした人、無心に食事をする人、何か言いたげにしている人といった、人の心の動きや表情からヒントを得ることがあると語ります。

 

もっと多くの人に知ってもらうために、自らコミュニケーション

「作品を作るからには自分の作品に責任を持ちたい」とシマムラさん。

「責任」とは自分の作品についてちゃんと説明できること。つまりコンセプトがしっかりあることで、そうでないとアート作品として成立しないと言います。

コンセプトを理解してもらうため、そしてアートの楽しさを持ってもらうために、シマムラさんは日頃から積極的に人とのコミュニケーションをとっていると話します。

それにはまず『アート』という敷居の高さを取り払うこと。

そのため以前アトリエにしていた三原駅前の映画館では、市民に自由に壁画を楽しんでもらう企画やアートイベントを行ったり、現在もワークショップやデザイン教室を企画したりするなど、アートの面白さや楽しさをより多くの人に広めています。

 

これからも場所や作風にこだわらず自由に、軽やかに作りたい

シマムラさんの作品作りは、パソコンのグラフィックソフトを使って原案を描くことから始まります。

そこで色や付属する素材などを付け加えて、制作していきます。

また写真を使った作品は、撮影も加工も自らの手で。

こうして作品に思いを込めながら、思いのまま作ることが楽しいのだそう。

 

最近では広島市内にある『広島ゲストハウス縁』の企画で、広島県23市町別のベッドの「三原」を担当。

やっさ祭りや踊りの手の動きをモチーフにした部屋が話題になりました。

「これからも三原を拠点に、フットワークよく活動していきたいですね」とシマムラさん。

目の前に海がある緩やかな三原の風景に癒されながら、ますます活躍してくれそうです。

シマムラヒロシさん
三重県に生まれ、大阪のデザイン専門学校を卒業後、22歳でスペイン、バルセロナに渡り、アート&デザインスクール Escola Massanaで彫刻を学ぶ。タイヤメーカーの「ミシュラン」や、世界一予約が取れないレストランと言われた「EL BULLI」への作品寄贈、バルセロナ国際アートフェスティバルの立ち上げから関わり、アーティスト兼プロデューサーとして活動、多くの展覧会を行ってきた。現在は三原在中で、作品の制作、イベント企画、デザイン教室などを行う。

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(担当窓口:三原市経済部観光課)
シマムラヒロシさん
団体名 HS-LAB
住所 三原市宮沖
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